インプラントとは、顎の骨に人工の歯を直接植え込むことをいいます。
そして現在、インプラントといえばチタン製の人工歯を指します。チタンは他の素材に比べて骨との親和性が高く、強固に結合する性質を持っています。またチタンは骨だけでなく、骨以外の軟組織に対しても親和性が高い性質を持っています。
私たちの奥歯は一本でも、約50kgの強さがあります。しかしこのように強い歯が、虫歯や歯周病に侵されて失っていくに従って、物を噛み砕く力は徐々に低下してしまいます。仮に奥歯を一本失うと、咀嚼能率は30%から40%も低下してしまうのです。
インプラント治療を行うと、ただ噛めるようになるだけではなく、全身的、精神的に大きな効果が現れてきます。一度衰退した筋肉や神経が徐々に回復してきて身体に力が入るようになるため、表情は豊かになり、頬に張りが出て唇も引き締まってくるのが分かります。さらに噛み合わせが安定することによって、精神的安定感もよくなり、学習能力が向上して集中力が増してきます。
入れ歯やブリッジも決して悪い治療ではありませんが、インプラント以上の効果は期待できません。また治療することによって他の健康な歯を傷つけてしまい、引き抜くような力がかかってしまうので治療の限界が見えています。そのため、インプラントは歯を失った場合の治療の第一選択になります。